東京都三鷹市の国立天文台には、登録有形文化財に指定された歴史的建造物があり、一般見学することができます。広大な緑に覆われた敷地の中に点在する古ぼけた天体観測施設の数々。

第一赤道儀室

太陽塔望遠鏡（アインシュタイン塔）

大赤道儀室

レプソルド子午儀室

ゴーチェ子午環

自動光電子午環

子午線標

天文の知識のない私には、詩の中に出てくる不思議な造語のように感じられる謎めいた名称の建物が、まるで星座の星が点々と連なるように散在しています。





レトロな天体望遠鏡のメカニカルなフォルムを見ていると、なんとなくアナログプレーヤーのトーンアームの形状が連想されました。広大な宇宙の星々を観測するための道具にも、レコードの溝から奥深い音楽の響きをピックアップする道具にも、シンプルで精妙な機械の持つ美しさが感じられます。








リワイアーには、いま数多くのトーンアームが入荷しています。

fidelity researchのFR-64fx

SME 3012-R

MICROのMA-77MK-Ⅱ

SAECのWE-317

などなど

アナログレコード再生に重要な役割を果たすこれらのトーンアームたち。
夏の夜に、遠い星々に思いを巡らせるもよし。
音楽に身をゆだねるもまたよし。
　
真夏の夜を愉しみたいですね。（さかもと）